2012-10-27

狗×SHIKI ノイズの原因究明

どうにも消えなかったノイズですが、どうやら原因ぽい問題を突き止めました。

GND周りが問題だろう、と踏んで、LR電源の絶縁化等を進めていたのですが、直らない。なんでだろ、と…

実験用電源を繋いで電力をモニタしていると、ヘッドフォン3台使って擬似6ch化したものでは問題がないが、狗×SHIKIを繋ぐと消費電力が増える(=発振している)と判明。
どうも狗×SHIKI側に問題がありそうだ、と踏んで、各ピン間の抵抗を測定したら…

Lch
1-2 20Ω
1-3 NC
1-4 NC
1-5 NC
1-6 NC
3-4 16
3-5 41
3-6 16
4-5 28
4-6 4
5-6 28

Rch
1-2 19
1-3~1-6 NC
3-4 16
3-5 41
3-6 16
4-5 28
4-6 4
5-6 28

NC=No Connection

ってことで、多分4ピンと6ピンが内部的に接続しちゃってますね…この影響で、アンプのオフセット電圧がそれぞれのアンプのフィードバックで増幅されて発振してたのだと思います。

4と6ピンをGNDとして、シングルエンド型のシステムにすれば、ノイズが消えると思いますが、現状作っているのはバランス型なので…まぁ、コールド側の出力捨てて、アンプのGNDをコールドの代わりに繋げば問題なくなるんだとは思いますが…面倒(をい)

とりあえず製作者の方に上記現象をメールして、対応策検討中です。

===追記===

TWFKとかは、MidとHighのユニットのGND同士がユニット中で結線されているとか…

個別駆動やろうとしたら、そのままではバランス駆動できない、ってことですな…どーりで、JHとかの3way DSPシステムがシングルエンド型なわけだ…そこまでやるならバランスにしろよ、と思ってたんですが、市販品ではできないってことかぁ…

というわけで、ユニットばらしてカスタムしてもらうことにします(をい)

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