2010-08-07

いらんことを考えた…

気になったのは、DIY AUDIO のこの投稿

Buffalo and LL1517

「And also very nice thing is that Buffalo with LL1517 can drive directly HD650 with absolutely no problem. Great Sounding and “SUPER SIMPLE” HedAmp.」

とある。ただ、おいらの手持ちのLL1674をBunpeiさんに試してもらった処、イヤホン直結では利用は難しい、とのレポートをいただいている。

この差はなんだろう、と考えてみる。

HD650のインピーダンスは300Ω、Bunpeiさんの試したイヤホンは確か100Ω。

LL1517のデータシート
LL1674のデータシート

LL1517は出力負荷600Ωくらいで全般に測定されている。LL1674は10kΩとか…
静的な抵抗値も10Ω弱に対し、33Ωや605Ωとなっている

これから考えられるのは、やっぱり出力側インピーダンスマッチングが取れてなかったのが原因ではないかなー、と。

というわけで対照実験をしてみようと思う。LL1517自体を入手するのが早いかしら…
ファインメットコアのトランスだと、この手の低インピーダンスの1:1トランスがない気が…

トランス一発でヘッドフォン(100Ωくらい)がドライブできれば、後はBuffaloに電子ボリューム付けておけばすべてが解決しそうな気がしなくもない…

===私信===
到着しても、Buffalo II DAC が着きそうになかったら、評価用に御貸出ししますね>Bunpeiさん<LL1517
こちらは、LL1674の基板があれば、バランスアンプに突っ込んでも聴けると考えてますので…

ちゅーことは…Baffalo DAC => コネクタ => トランスIV => ヘッドフォン or アンプ って形でアセンブリしておけばよさそうか?

1 件のコメント:

bunpei さんのコメント...

私の試したEtymotic ResearchのイアフォンER-4Sの通常製品は約100Ωのインピーダンスですが、わたしの試したのはバランス接続でしかも抵抗値が可変に改造してあるので、可変抵抗器の分をゼロにするとドライバ自体だけのインピーダンスである約5Ωになっているはずです。
一方、ES9018の出力インピーダンスは780Ωと思われます。
この場合Lundahl 1674を通常のprimary, secondary(1+1,4+4)で接続すると、インピーダンスのミスマッチとなると思います。そこでsecondary側を入力に、primary側を出力にするとずいぶん改善されました。しかし、これでも音量は曲によっては不足すると思います。
トランスの場合、入力と出力の電力は変らないので、おのずから限界はあると思います。