2011-01-31

製作中~



2回路6接点のロータリースイッチ2つを使って構成中。ヒロセINヒロセOUTを予定。内部は短距離配線に気を配ってみようかなと思ってます。とりあえず抵抗はREY。現有機器で値を追い込んだら高品質抵抗に変えるやも…

しかし疲れた…

ふと考えた…


ラダー型アッテネーターの抵抗値、20kΩで23ステップ、2.0dB遷移で考えると…

15ステップ目(28dB)~23ステップ目(∞)までR1は20kΩで固定になってしまう…

でもって、いままでの測定数値からみると、どうみても30dB前後もしくは以降しか使いそうにない…

ってことはあれですかい?R1を切り替えるのは無駄って事か?

2回路6接点ロータリースイッチ2つあれば、値6個までゲイン持てるってことですやね…

というわけで、そういう方向で製作予定

2011-01-30

やるんぢゃなかった…



VSRがいいよー、って言ってる人が、入力抵抗だけでなく、入力可変抵抗までVSR+可変抵抗の簡易ラダー型アッテネーターにして、音がよくなったー、って話していたので、ぢゃぁ、試してみるかと…

3接点4回路のロータリースイッチに、適当な抵抗(REY)をいれて、テスト…片側はALPSの、片側はロータリースイッチ…

んで、聴いてみたんですが…聴くんぢゃなかった…低音の出が全然違いますね…ALPSはすかすかだわ…ヘッドフォンの片チャンネルからは全然低音が響かず、もう片方だけ響くって感じ…だーめだこりゃ…

REYではなくVSRとかZ201とか使ったらもっといいんだろうなぁ、と思えてしまうので、やっぱりポータブルパッシブプリを作りますかね…で、PHPA系からは入力の可変抵抗を取り去る方向で…

んー、最近こんなのばっか…くまったくまった…

===追記===
適当とはいっても、事前にある程度測定済の値を用意してます。LとRで同じ抵抗値にするために、測定してたので、その際の値を流用して…R1とR2で10kΩになるようにして、R2の値を気にいった抵抗値にするようにR1を設定とかそんな感じ。計算が面倒だったので2セットしか用意してませんがw

2011-01-29

色々テスト中

据置と接続させるか、って事で…

SACDP ->DSD-> CAPRICE ->Balance Out-> 新アンプ ->Balance OUT-> Edition 8

にて試聴。ボリュームが8時までしか上がらないってのはご愛敬(笑)

YMOを流してますが、ソリッドな低音がポンと出て楽しいですねこりゃこりゃ…ってことは上流の練りがまだまだ足りないってことかー。Buffalo IIの電源周りとかまだ見直し要なんだろなぁ…トランスIVぢゃなくて、高品質のOPアンプIVなんかを試すのもいいかもしれない…まだまだやることは多そうです。

しっかし…CAPRICEのバランスアウト、初めて聴きましたが、いい音だなぁ、ちくしょー、聴くんぢゃなかった…orz

秋葉へ行ってきた

おかしくなったLi-9V電池交換をするために…

最初ヨドバシに寄ったら、バースのベルトやら武器やらが売ってたのでつい買いこみ…後で奥様に聴いたら、いっぱいあるよー、って話で…あらら…本命の、くじゃく+なんちゃらのセットはなくて残念。

そんなことしてたら、ニュー秋葉原センター横のルノワールに移動した、との連絡が入り移動。地下へ潜ったら目的の人を発見。電池代払って、電池交換して貰って、後は雑談。

なんでも緑鞄を聴きたい人がいたので、新アンプのランニング兼ねて聴かせてましたが…聴くんぢゃなかった、と…

その後、だんだん人は増えて10人超えるくらいまで…よくもまぁ集まったもんだ…
・某氏のアンプ、BUF634*8で、待機電流160mAとかで、Li-9V電池フルチャージのを渡したんだが、なんか短絡保護でもされたのか電池が使えなく…おーい…
・充電済Li-9Vをあげてしまったので、秋月の300mAh Ni-Hをそのまま…既に3時間くらい聴いてるから、電池切れるかと思ってたが、意外と持ってる…いつまで聴けるのかしら…
・某氏の作ってきた、HA10mini+ZuneHDがいい出来だった。Edtion8で聴いてみたが、低音がしっかり出てて、すげーと思った。箔抵抗のせいかしらねぇ…高い方が詰まってる感は、ZuneHDのDAC性能かしら?
・S-Masterの話とか、精度の話、DSD-D級アンプの話、と色々面白い話ができた。

気がついたら17時前になってたので退散。結局19時くらいまでやってたみたい。

カスタムIEM使ってる人ほんとにおおかったー、ヘッドフォン派としてはさみしかった…

原因判明、かな…

試しに定電流源を2SK30-OからCRD1mAに変えてみたら、正常に…んー、どっちも1mAは測定してるんだが、かかってる電圧を測ると、2SK30-Oは2.6Vくらい、CRDだと3Vで、ここの0.4V差が全体の動作をずらしてて、発熱させてるくさい。何が違うんだろ…

電圧とかの条件を変えて測定し直しで、2SK30の選別が必要かしら…Yランクも入手しておくかー…GRランクは手元にあるので

調査中…

最終段に入れた2Ωの電圧を測定してみた。

電池8Vくらい、分圧して±4Vくらい。

最終段は、ダイアモンドバッファの変形。最終段に入った抵抗の電圧測定。
デフォルトの抵抗値の場合、最終段1Ωの電圧は60mVくらい…つまり60mA…
一部抵抗値を変えてあるものの場合、最終段2Ωの電圧は80mVくらい…つまり40mA…
どっちもめっちゃ高いなっ!

最終段トランジスタはIcは1Aくらいまでいけるので、40mAくらいは誤差だと思うが…

んー、よーわからんな

2011-01-28

Vishay Z201


どこぞの誰かが、箔抵抗に変えると音質がぁ、なんて言うからぁ…つい…

とりあえず、HA10mini Dual Mono の入力抵抗を置き換えてみようかと思います。どこまで変わるもんかと…

変わりすぎてしまったら…どうしましょう…

んー、一部不良か?

昨日、早めに電源が切れて、チャージしても8VにしかならなかったSoshinを入れて再生ランニングテスト。約3時間ちょいで電池切れ。もう1セットの方だと5時間くらいは持つので、2時間程持ち時間が少ない…ってことは電池がおかしそうだなぁ…

自宅にかえって、やっぱり早めに切れた方が0vになっている事を確認した上で再チャージ、はたしてどーなるかな…っと。

ダイアモンドバッファが熱暴走する条件を眺めていたら、どうやら、最終段とその前の段のTrにVBE差が生まれて、そのせいで熱が発生し、熱暴走する、という事を理解。どうやら、熱結合しておいた方がよいらしい。回路を確認したうえでどう結合させるか考えよう。
電池電圧が上がると熱暴走モードに入るのも、ある程度の電圧まではVBEがぎりぎり範囲内だが、そこをオーバーすると、暴走に入るのではと推定。一部抵抗変更(そっちの方がいいよと言われて)した部分があるので、そこを元に戻すか、とか思案中。ブレットボード上で一度回路を組んで試した方がいいんだろうけど、面倒だから直接やっちゃうかもw

ついでに、もう1つのアンプセットも500mAhの電池で5時間しか持たないって事は100mAくらい電池を食ってることに…さすがに食い過ぎだろう、ってことで省電力化のための設定変更を検討中…つーても何処いじればいいんだろw(笑)

鳴りはいい感じですね…特に文句もなく…これで電池がもう倍持ってくれれば言う事ないんだがなぁ…

2011-01-27

Soshin Lithium-Ion Li-9V

新アンプは006Pでよさげよねー、みたいな話をしてたら、Soshinあるから買う?と言われたので即飛び着いてみました。

チャージして今日持ち歩いてたんですが、突然電池切れに…はえーなー、と思いつつ交換して…帰宅してチェックしてみたら、端子間電圧が開放で0Vに…うっは、壊れたか?

試しに充電器につないでしばらくしてから測ったら7.6V出てるので、なんか保護回路でも働いてたのかしら?

交換した電池は現在3アルバム目、3時間は持ちそう…できれば6時間持ってほしいが…どーかなー

2011-01-26

ケースに詰めてみた

とりあえず動いてるようなので、パッキング…って写真撮ろうとおもったら、カメラの電源切れてた…orz


しょうがないので、携帯で撮影。左下が使ってる電池、上のOFFって書いてある奴がHA10mini Dual Mono、その下が今回のアンプ、やっぱり Dual Mono。006P電池2つで動かしてます。ON/OFFが、HA10mini Dual Mono とは逆になっちゃったのはご愛敬。

とりあえずこれで持ち歩いてみて、電池(500mAh)がどのくらいもつか試す予定。あまりに短いようなら電池考え直さないとだなー

ときどーきセンターが分離してる感が…なんだろなー、電池電圧の変動か、それとも回路のせいか…HA10mini Dual Monoでは殆ど感じないんですが…
さすがに電圧高いので、低音がより出てる感じがしますね…その分高音のきらびやかさは少なめ、かな…低音の主張が強い感じ。まぁ、それは狙っていた話なのでいいかな、と…

聴いてみたい人は通勤途中にでも東京駅付近で捕まえてください。

テストちぅ…

シングルエンドでの再生はまぁよかったので、ヒロセコネクタ付けて再生、しようとしたら音が出ない…なんでだー!

端子間の電圧はかったら…あれれ?0V?…ケーブルとっぱらってライン出力はそれなりの電圧が出てるのに…って調べていくと…シングルエンド用のコネクタが開放時にGNDショートする構成、と判明。どーりで…orz シングルエンドで試聴したい人もいるだろうから、と温情をかけたのが失敗でした…というわけで、コネクタ剥がしてヒロセ端子専用に(笑)

これで普通に鳴るように。

左右の音量調整(現在はテスト用で、Linkmanの10kΩAカーブがついてる)をテスターで抵抗値測りながらやってたら…なんか妙…ってことで、端子間の最大抵抗を測ってみたら…8.89kΩ/8.88kΩ/9.64kΩ/9.80kΩ、とかなりばらつきが。LとRで5%とか違ってますよ…あーこりゃこりゃ…

やっぱりおとなしく、スイッチ型のアッテネーターを採用するべきか…

もうちょっと思案予定です。

2011-01-23

ふー疲れた…


ふー、なんとか1つめのPHPA作成完了。ちかりた…

色々ありました…
・1μFのフィルムコンデンサを買ったんですが、でかかったので、背面に実装とか(写真参照)
・通電テスト始めたら、Rチャンネルしかならなくて焦ったとか(5Vでテスト始めてたんだが、どうやら5Vではまともに動かないらしい…5V+5Vの10Vにしたらちゃんと鳴ってほっと一息)
・通電テスト中に煙が…どうやら最終段トランジスタが半田ブリッジしてて超熱くなってたりとか…というか終段熱すぎない?このPHPA
・フィルムコンデンサだけぢゃなく、2SK30も実装スペースが足りなくなっちゃって、裏面に…orz

とりあえず006P付ける方向で、同じ特性のPHPAが2台並んだ状態で製作完了。入出力のコネクタにヒロセを付けて、ケースに入れれば完成ですが…ケース忘れた…ので、しばらくお預け。

ザくっと聴いた感じはいいかなー、とわいえHA10miniと同じような方向性ぢゃね?という気がしなくもないですが…打楽器が綺麗に鳴ってくれるとうれしいなぁ…

この構成でたいして音の方向性が大きく変わらないんだとしたら、HA10mini Dual Mono 2nd version を作る意味があるのか?という悩みに入りそうですが…まぁいいか…

軽くバーンインしたら持ち歩くと思いますんで、興味ある人は捕まえて聴いてみてください。

2011-01-21

USBバスパワー

HSDLさんのUSBバスパワーの記事より。やっぱり凄い揺れてますね…メモリアクセスでもバスパワーの電源が揺れているので、バスパワーベースでクロック動かしてたりするとその影響は覿面でしょうね…

USBの信号線上に出てくるこれらのノイズの影響も見てみたい気がします…

対策としては、従来から言われているように、USBバスパワーのアイソレーションや、USB自体のアイソレーション、もしくは、PC側をオンボードのUSBを使うのではなく、PCIカードのUSBにして、PCIカード上のPCIコネクタからの電源供給をカットして、ローノイズ独立電源を供給、とかですかね…オーディオ用PCメーカーさん、こっちやらんかなー

ともあれ、音楽再生用PCには、できるだけデバイスを接続するのをやめたほうがよさげですね(HDD1つだけに集約するとか、最小限の構成に)

2011-01-20

352.8/32 float と 352.8/24 と class2 SDカード

某氏に依頼されて、352.8kHz/32bit(float) データの変換。SDTrans192で聴けるように 352.8/24 にダウンサンプル。

作業自体はSamplitude10SEで楽勝。なんの苦もなく…

とおもって、再生したら…あっれー、プチノイズが乗りまくる…orz
試しに176.4kHz/32bitとか作ってみたら、そっちは平気。なんだろ、変換ミスかしら…

と色々試していたら、別のSDカードでは正常再生可能…ってことは、どうもSDカードの問題っぽい…

SanDisk SDHC Card class2 4GB ではどうも352.8/24は読み出し速度が足りないんだろうと結論。ちょっと驚いた…

静電気恐るべし…

冬場に入って調子悪い時があるなぁ、と思ってたら…結構ぷちぷちと…orz

現象は3種類(多分原因は1つ)

(1) プチノイズが乗る
(2) 1秒前後再生が止まる(その後問題なく動きだす)
(3) Lchがホワイトノイズになり、Rchが倍速(以上の)再生を始める

手を動かしたり、ひじが鞄に当たったりすると、上記現象が起きるので、おそらく静電気をどっかのルートから拾って、それがSDTrans192の動作に影響を与えているんだと思います。まぁ、ポータブルで過酷な環境で動かす事は想定外だろうしなぁ…

多分、電源から回り込んで、クロックの発振に影響を与えているのではないかと想像。

色々と手は尽くしているのですが、どうもイマイチ…なかなか現象が終息しませんね…

というわけでSDTrans192をポータブルで持ち歩く気の方は、冬場はケースや電池を含めて色々対策しておく必要がありそうです。色々やってみているけど、どうも対策の効果はイマイチ安定しない…orz

静電気対策グッズでも買ってきてつけとこうかしら…と本気で考え中

2011-01-19

も、もしやこれは…

帰宅したら、机の上に不在伝票が…差出人 CHINA…おいい…

書留・保険付き…何注文したっけなぁ…と考えてて、思い出しました…

11月末くらいにHirose-HiroseのインターコネクトケーブルをiBassoに発注して…届かないなぁ、と思ってたんだった…

2カ月かかって到着ですか、そうですか…

明日朝にでも受け取りにいってこよう

===追記===

受け取り完了。1月9日の投函になってますね…品切れしてたんかしら…

2011-01-17

ふむふむ…なるほど…


試しにってんで、秋月で2SC1815Y/GR 2SA1015Y/GRを20づつ買ってきて10づつ合計40測定。hfe-Vbで散布図を作ってみた。左が2SA1015、右が2SC1815。こうしてみると、2SA1015の方が少し低めではあるが、十分重なりそうな感じ。このくらい重なっててくれるならコンプリペア取りやすいなぁ…

というわけで、調達元を変えてみる努力をしてみるかー

===追記===


秋月で買ってきた80個を測定して、絞り込んだ処、良好そうなペアが 2SC1815Y*4 + 2SA1015Y*4 でとれそうな感じ。もうちょっと範囲を甘くみればもうちょっと拾えそうな感じですかねぇ…DualMonoで、1アンプ当たり1つのコンプリペアであれば、これでとれそう。2つのコンプリペアだともっと母数が必要そうですが…

2011-01-16

測定:番外編

んー、よーわからん…

試しに色々テスト

電源は5V1A

CASE1
Ib:50μA(=5V/100kΩくらい)
Ic:5mA(=50mV/10Ωくらい)
hfe:100

試しにIbを弄ってみて…

CASE2
Ib:500μA(=5V/10kΩ)
Ic:80mA(=800mV/10Ω)
hfe:160

CASE3
Ib:8mA(=4V/500Ω)
Ic:200mA(=2V/10Ω)
hfe:25

CASE4
Ib:880μA(=4.4V/5kΩ)
Ic:100mA(=1V/10Ω)
hfe:110

CASE3はIbをできるだけあげたらどーなるかのテスト。よくよく考えたら、Icが上限に達する方が早かったので、Icの制限でhfeが決まってる…というか頭打ち。

CASE4とCASE2の違いは、Ibに与える抵抗を半分にした(10kΩ→5kΩ)んだが、電源電圧の降下を惹き起している模様。hfeが落ちてるのはそのせいなんだろか?2Aくらいの電源を用意すればなんとかなるのかしらん?

ってデータシートをみると、Icが100mA(Vce=6V)を超えるとhfeが落ちてくるように見えるなーってことはCASE1とCASE4は正しい?でもCASE2は?

ちなみに、hfeでみると
CASE1 2SA1015GR < 2SC1815GR
CASE2 2SA1015GR > 2SC1815GR
CASE3 2SA1015GR = 2SC1815GR
CASE4 2SA1015GR > 2SC1815GR
って感じ。んーむ、Ib次第で2SA1015GRと2SC1815GRの特性が違うのは困るなぁ…

GRランクはhfe200-400なのに、全然200なんて突破しないのも悩ましい…なんだろなぁ…

測定その4:チップTr


まぁ、正直気が狂いそうなくらい面倒です。

とりあえず2SC3325と2SA1313を10個くらいづつ測定して、hfe(X軸)とVb(Y軸)を軸にして散布図を作ってみました。A1015/C1815よりはかなりましな分布具合かしら…きっちり同じhfeが出てきそうな気もしますが…

きっちり測るとすると、@200づつあるんですよねぇ…正直目が死にそうです…

ちと思案中です

測定その3:FET編


Idss測定。2SK170BLと2SJ74BL測定。40個づつ。左がK170、右がJ74。分布が同じようなパターンでよかった。4+4を2setであれば余裕で…8+8を1setはIdssの幅0.5mA、K170/J74の差0.2mAまで我慢すれば1セットとれそう。本当はVGSでさらに選別をかけたいですが…揃ってるのがなくなりそうな予感がw

いぱーい余るので、どーしたもんかなーな量ですが…なんか追加で作るかなぁ…

測定その2:LED編


今度はLED(Vf)を測定。100個入りだったのに、103個入ってたのはご愛敬。5Vの電源で、Vfが2Vくらいってことは電流供給用のRにかかるのは3Vくらい、ここに15mA流すつもりで200ΩくらいをRとして選定。この環境での測定結果になります。

一様分布か?とも思ったんですが、グラフで並べてみるとなんか右下がりの傾向が、測定誤差というか、気温の変化の影響?よくわかりません。もともと1%誤差くらいのVfのばらつきですが、100個あれば0.1%精度には絞り込めそうです。

とりあえず、実装を予定しているDualMonoアンプに使って、余った分は電圧調整用に今回の測定系に組み込んでみようかしらねぇ…

2011-01-15

測定してみた…疲れた…


とりあえず測定しやすい2SA1015/2SC1815を測定。

回路的には、コレクタに10Ω配置して、その前後をテスターで電圧測定し、Icを計算。エミッタに100kΩを配置して、その前後をテスターで電圧測定し、Ibを計算。このIc-Ib比でhfeを計算したもの。なんか、Tr変えると、供給電圧が引き摺られて動くようで、困ったもんだ…ともあれ、hfeでマッチングできる群を作った後に、VBEをそろえるための測定をしようかと思ってたんですが…あっれー?

2SAはhfeが低くなるので、同じランクの2SCとマッチングさせると、あわないかも…と考え、2SCの方は、よりhfeランクの低いYランク品も入手して測定してみたんですが…あわねぇ…orz これは困った。

図は、X軸方向がhfeで、Y軸方向が、ベースに入れた抵抗100kΩにかかっている電圧(で軸をあわせてみてます)。なんとなーく、2SA、2SCともに群ができてるようにみえますが、それらがクロスする感じがまーったくしません。こりゃこりゃw

マッチング取って、特性が同じものを同じ位置に配置しようとしてたんですがねぇ…1000個測定してもあう気がしませんよ…

というわけで、思案中。もう2SA/2SCを100個づつ別ルートで入手して測ってみて、マッチングとれそうにもなかったら…諦めて近い処、で使いますかね…


測定環境は、ブレットボードにテスター2つ、測定データはExcel上に記録し、併せてテープの上にTrを貼っていき、10個単位で番号を付けて管理。これで、Excel上で検索して欲しいTrの番号がわかれば、どのTrを取り出せばよいかを判断できる…筈。ちなみに、最初の図は、そのExcel上でグラフ化して掲載しています。

ふぅ、疲れた…明日はチップTrをやってみるかな…

2011-01-14

今となっては少し後悔しています…


各所より集めた部品をひとふくろにしてみました…重い…

ちょっと…予想以上に…いっぱいあって…引いてます…ほんとにこれ選別するのか?
トータルで多分2000は部品数があります…ええ…だってトランジスタだけで1000超えてるもの…

そーいや、HA10mini最終段の2SA1313だけ揃ってないんだった…新年に注文した時に数間違えてて…まぁ普通に作る分はあるんですが3スタックで選別しようとすると足りない…orz 以前作った時は別のPNP使ったしなぁ、と…

抵抗はDALE/CMFをメインに揃えたので、青っぽいです。ケースの制約がないので、大きめの部品使って裏面実装とかでもいいんですけどね…見た人がなんだこりゃ、って思うだけでw

さて、明日からは測定用回路を作って、測定三昧の予定…1月中に選別終わるといいなぁ…

2011-01-13

未来のトラッキング


Digikeyからの荷、発送開始まで数日かかりましたが、発送に入るとはやいはやい、さすがわUPS。あっという間に成田に到着…明日には届くかなー、とおもってたら…あれ?13日23:00のトラッキング情報が…今は13日22時前…未来のトラッキング情報ですねぇ…すげー…

まぁ、その時間に成田からトラックが出るとか、そんな話なんでしょうけどw

明日秋葉で不足分を買足したら部品は完了。週末に選別して、作り始めますかね…

2011-01-12

測定準備中


選別用に専用のテスターを…作るのは面倒なので、ブレットボードで代用しようかと…

トランジスタの選別は、Ic/Ibの比率を測定してhfeを選別、但し、できればIc固定で、Ibの値で選別したい処。hfeで選別した処で、同じhfeのモノの中からVBEを測定して、同じモノをコンプリとして利用。PNP/NPN間でも似たような事が必要になるが、PNPのばらつきが少々心配。

FETは単純にIDSSで選別しようかと思ってたが、なんか違う指標もあるようで、どこまで頑張ろうかなぁ、と思案中。

そこまでやる必要本当にあるのか?という疑問は却下(笑)

2011-01-10

ちょっと変えてみた


CAPRICE-DSD版…本体から直接HDMIケーブルが出てて、先がHDMIコネクタ♂。送出側基板はできれば信号のそばに設置したい、となって直結させておくと、移動時にどちらかのケースを開けないと、という形になり面倒。パネル取り付け型のHDMIコネクタを使って加工する方法を検討中だが…もーちょい先になりそう…って事でなんかないかなー、と思ってたらいいものを見つけました。

要するにHDMIの延長ケーブル。これをHDMI送出基板にくっつけて、筐体の外まで引き回し。筐体の外でCAPRICEのDSDケーブルと接続すれば!これで、ケーブル抜き差しのために筐体をあける必要がなくなりました。


専用基板は、HDMIコネクタの取り付け(というああのピッチの基板)が難しいところでしたが、メスコネクタにケーブルがついてれば、それを切ってユニバーサル基板等に配置して、差動チップに放り込めば、動作できそーだなー、って事を検討中。

まぁ、CAPRICEから出す方もこのケーブルつないでおけばいいんだよな…

2011-01-09

部品調達中:HA10mini Dual Mono

選別面倒だなー、ということで、抵抗は Vishay の0.1%ものを数ちょうどだけ買う方向に…値がないのだけ1%にして大目に購入し、多少選別かける方向で…

フィルムコンデンサに Vishay の MKP を選ぼうとしたら…リードタイム 2011/10 とか出て断念。まぁ、使ったことないので、どんな音だかはわかりませんが…

電解コンデンサにも Vishay のがあるんですねぇ…これは全部 Vishay で染めようかとも思いましたが…思案中。

送料無料で、消費税かからないように分割注文して…これで大体9割くらいパーツが注文できたことに。この後は選別を経由して実装になりますが…まだしばらくかかりそうです。

ついでに5V->3.3Vのレベルシフト用ICも購入、これで信号シフトさせてみて、うまくいくかどうか、が勝負ですやね。

2011-01-08

CHAMBERTIN 2000


本日のお酒。シャンベルタン。澱の量がすごーい(笑)

192/32 データ再生

某所から指摘があったので、再生テスト。

適当なデータを Samplitude にてwavに変換。その際に、32bit-int と 32bit-float を選択しテストデータ作成。

そのままSDカードに持って行って、SDTrance192 Rev2.1 に挿入して再生…結果として…

192/32bit-int : 再生OK Buffalo II で受けられました
192/32bit-float : 再生NG SDTrans192 自体で再生モードに入りませんでした

というわけで、SDTrans192 では 32bit-float は未サポートかな…32bit-float を I2S で出せる機器を探さねば…Buffalo II の SPDIF は 24bit 制限のようだし…なんかいいものないかな…

===追記===

foobar2000 使って、USB(ASIO)経由でMusiland Monitor 01 USに流したら、再生できてますね…デジタルアウトしてないから、SPDIFに出力されるのかどーかはわかりませんが…

===追記の追記===

32bit float を読める DACチップはないのでは、との指摘が…まぁそりゃそうか…
ってことは、foobar2000の中で float->int の変換がおこなわれてASIOに流れてるのかな…ASIOのSDKみてみっかー

===わはは===

ASIOのSDKみたら…

ASIOSTFloat64LSB IEEE 754 64 bit double float

とかありますよ…64bit floatデータをUSB経由でやりとりする気があるってことですかね…この先の処理系ってどんなんよー、って感じですが…

2011-01-06

えんえんと…

やばいですねぇ、この音は、病みつきになりそう…普段自宅で音楽は比較試聴用途でしか聴かないんですが…

ランニングテストも兼ねて、延々とSACD再生中…CAPRICEのヘッドフォンアウトからSR-325iS / K702に繋いで…ついでに、SRS2050Aにも繋げて…

現在YMO試聴中…最初SACD Playerで聴いた時はこんなもんかーって感じだったんですが(その時はSRS2050Aだった)、SR-325iSで聴いて、初めてこの曲を好きな人たちが居る事がわかりました。これはイイな。

ヒラリーハーンの弦もいいし、北村さん指揮の田園も素晴らしい鳴りで…いや、困りました…

持ち歩きたくなりますねぇ、この音を、ポータブルに…

色々と作業のスピードアップを図らなければならないようです。

少し後悔…いっぱい後悔…


届きました、トランジスタの山…こっから選別するのかよぉ、と少し後悔…

測定用の治具を作らんとなぁ、とおもいつつ…

うごいたー、がこれは…

息子が熱を出していたので、お休み中。

CAPRICE-DSDを鳴らそうと悪戦苦闘。

結局…L-CHANNELをMCLKに繋ぎ換え(送出側も受信側も)することで再生できる事は確認。
送出側のチップがおかしいのかしらと、ICひっぺがして、実装し直すも状況変わらず。
受け側の基板を複数試してみるも状況変わらず…

となると…もしかして、5V出てるのかしら、SACDPのDSD信号が…ってことで、レベルシフトしないとダメなのかも…で、1番ピンに近いとこはパワーが出過ぎて…あー、となると、ケーブル短くした事によるドロップがなくなったのが大きな要因かしら…ケーブル長ければ、多少ドロップダウンしてちゃんと稼働していたとか?ありそうだなぁ…

ちとレベルシフト基板を組んで、試してみようと思う…週末だなー

2011-01-05

ついたー、が、どうしたもんか

帰宅すると、なにやら怪しい箱が到着…中を開けてみると、怪しいサインが…


開けてみたら、ようやくの到着でした、ほっと一息。


さーて、使うぞー、ってことでDSD信号を流しこんでみたんですが、うんともすんとも言いません。電源SWの上のLEDはオレンジ→グリーンと変わるので、DSD信号へのロックは行われているようなんですが、ヘッドフォンアウトも、RCAも、バランスアウトもどれも音が出てません。ヘッドフォンアウトの上のLEDが配線されているのに点灯しない、のもかなり気にかかります。

というわけで、早速社長にメール。現在返答待ち…なんだろなぁ…

ちなみに、SPDIF(TOSLINK)で繋いでもなーんら音が出ないので、ダメぽ…

===追記===
ヘッドフォンアウトの上はリモコン受光部らしいので、問題なし。
んー、謎だ…ということで送り返し予定。

ちなみに、このモード(DSD)だと、SPDIF(TOSLINK)に繋いでも認識されないようです…ふむふむ…

HA10mini Dual Mono & more one 調達開始

HA10mini Rev1.1 基板を2枚入手したので、 Dual Mono 製作に取り掛かるべく色々調達中。
ついでに、もう1つ別系統の基板で Dual Mono を作るための調達も開始…部品点数が500を突破…選別考えて10倍調達するとして5000個も測定して選別しなきゃなりませんよ?気が遠くなります…まぁ、週末までには第1陣が届くので、測定の準備を整えないと…

まずはトランジスタのHFE測定。VBEの方がいーんぢゃね?とか某氏には言われましたが…2SA/2SCの両方を…つーてもチップはあんまし気合いれて測定しなくても揃ってる筈ですが…ついでにIDSSも測定したいとこだが…専用の道具を整備するか、それともバラック的に組むか思案中…色々面倒そうなんですよねぇ…

適当な周波数源作って、測定回路通してPCで記録、測定カーブが一致しそうなものを…ととんでもない手間だよなぁ、と思ったので諦め。HFEが測れるトランジスタとか楽なのかもしれん…まぁ、普通にデジタルテスターで測る事になりそうですが…

2SC/2SA 2SK/2SJ でコンプリとる方が面倒やよなぁ、みたいな事を思いつつ…

トランジスタ類の測定選別おわったら、抵抗の測定選別…先は長い…orz

ボリュームがわりのアッテネーターは、現在のHA10mini Dual Mono で使ってるノッチが3つくらいしかないので、そこの値を測定してそれに合わせた3接点4回路か2接点6回路*2のスイッチで、自作アッテネーターを作ろうかと思案中。

1月末くらいまでには1つ作れてるといいなぁ…

352.8kHz/24bit PCM

久々に、延々と 352.8/24 をポータブル再生、通勤時と昼飯時。最近入った曲を聴いてなかったので、おー、こんな曲がー、ってどきどきしながら聴いてました。起動最初のとこで多少クロックのロックに失敗しますがその後は安定。SDTrans192 Rev2.1無改造版でも、Buffalo II with ピュアリズム であれば問題なく行けますね。Rev3来ればもっと安定するんでしょうけど…

しかし…8GBのSDカードが1時間位で再生終わってしまうのはどーかと…orz

L2Bで使ってましたが、5時間は余裕ですね、ふむふむ。

2011-01-04

気温と振動とロック

新年初出勤。

SDTrans192 Rev2.1 -> Buffalo II -> Passive IV -> HA10mini Dual Mono -> Edition 8 Balanced

ちょっと詰め方を変えて、SDTrans192の位置を変更…してみたら…

アレ?音が途切れる処がある…あまつさえ、倍速再生みたいな音になることも…

これは…クロックのロックがうまくいってませんね…問題はSDTrans192側っぽい。

多分、非常に気温が低い&位置変更して人体から離れた処にSDTRans192が配置され水晶温度が上がらん状態で、徒歩による振動により妙な発振をしてしまったのではないかと…

ためしにSDTrans192での再生を停めた状態であるいてみると「プツプツ」という音が時々聴こえる。

途中で、昔の配置に戻したら、何も問題がなくなった…って事でほぼ確定かしら…

振動が音質に影響を与えているのは確実っぽいので、何か考えないとダメかしら…

2011-01-01

おさけおさけ

年越しのお酒

TANDEM Peloton 2004

新年のお酒

RICHARD HAMILTON  CENTURION SHIRAZ 2008
WESTHOFENER BERGKLOSTER Silvaner Eiswein 2009

素敵なお酒が多くて満足。明日は義妹夫妻が来るので、3~4本あくかしら…何のもっかなー

夏コミ向け、次世代ポータブルシステム構想


SDTrans192ベースのシステムは現在のまま進化させるとして、もうひとつのDSDポータブルへの道。

構想としては、まずDSDのプレイヤーシステムの構築を。Linux機(適当なボードPC:いまのとこChumby基板を想定)をベースに要らないサービス取り除いて、ストレージと、再生ソフトを用意。再生ソフトはASIO2.1対応(DSD流せる事)を予定。マルチチャンネルにしているのは、その後のDACのDualMono対応を想定。要するに、1-2chでLとL、3-4chでRとRの4chデータを作って、マルチチャンネルのDDCでL、L、R、Rの信号線を作り出して、DAC2つの4つの入力に注入する事を考えてみる。
マルチチャンネルDDCは外部クロックを受けられるように。手持ちのNDKのクロックをあちこちで使い回せるように専用の基板を作ろうかなーと。
DACはBuffalo IIをDualMono化。Buffalo IIのクロックをFidelixクロックで高精度化を想定。トランスIVはK&Kのでいくか、それともDSD用に使ってる奴(ルンダールは同じだが、トランスの型番と回路が違う…DSD再生では結構いい鳴りをしていて、比較試聴を検討中、こっちの方がよければ、こっちにするかも)を検討中。K&Kのはなんか日本から注文が一杯行ってるようなので、別のにしよっかなー…と。
アンプはMonoBalanceアンプ(つーても精度高い普通のステレオアンプでOK)を2つ。現状HA10miniを使ってますが、新HA10miniにするか、別のにするか…別のにする可能性は大…

将来的には、4ch出力をL,L,R,Rではなく、L-Low,L-High,R-Low,R-Highなんかにしたポータブルマルチwayシステム化とかも想定、色々アイディアを盛り込んでいきたいと検討中。8chまでいけるように組めば、もっと面白い事ができそうだなぁ、とか…

まぁ、もっと面白い事をおもいついたら、すぐ方針転換すると思いますがw

CAPRICE-DSD版

再生できるようになったようですね、まずは重畳。1/1 AM1:00位にフィデから再生できましたメールが届いていて…年越しで作業されてたんだなぁ、と感慨深げ…。

ともあれ、DSD版CAPRICEが届く目途が立ちそうでよかった…昨年6月に発注したので、半年越しですねぇ…感慨深い…

ちなみに、CAPRICE側はHDMIコネクタで受ける形になりますが、そこらのHDMI出力できる普通の機材からは繋がりません。電気的に破壊されないような結線になってるとおもいますが、論理的にとんでもない信号が出てしまう可能性もありますので、繋げないように…繋ぎ方が理解できていない方は手を出さない事。HDMIで繋げるためには、現時点で必ずなんらかの工作が必要になり、そこには正確な知識が必要になります。また将来的にもコンシューマーメーカーからこの接続ができる製品が出てくる可能性はほぼありません。てかそんなの作ったら訴えられる可能性大…ガレージメーカー提供での改造も非常にグレーな領域ではないかと思います(訴えられる可能性が高い)…

今後コンシューマーレベルでCAPRICE-DSD対応が出てくるとすれば、ダウンロード購入・自家録音したDSDデータを出すストレージプレイヤー、これなら可能性はあります。現状某社が試作してたりするのではないかなーと思いますが…ただ、なんにせよ同じi/fになるとは思えないので、改造が必要と予想されます。後はSDIF-3が出せるプロ用の機材とかですかね…少なくともSACDのデジタルデータ出力は無理だと思います。

自作レベルならいっくらでもやりようがあるんですが…著作権法的には、自作レベルのも基本的にはやばそう…法廷闘争になったら厳しいんぢゃないかなー、と思わなくもないですが…これからより厳しい方向に倒れそうですし…

というわけで、著作権法を熟知してない方にも強くお勧めしません>SACDプレイヤーの自作改造

このあたりの技術的なお話と、法律的なお話をきちんと理解した上で、挑むように~>SACDからの再生

えっ?おいら?えーと、内緒…